ウイルス性イボ
一言でどんな皮膚病?
ウイルスが手足などにうつり、繁殖してざらざらとした盛り上がりを作ります。
原因
ヒトパピローマウイルスが傷ついた皮膚から侵入し、皮膚の中で繁殖します。免疫が弱っていると大量にできることがあります。
症状
手のひら、足の裏を中心に白いザラザラとした盛り上がりができます。黒い点々が見られることも多いです。一つのこともありますが、多くは何個もできます。大きさは数mm~数cmとさまざまです。顔にうつると、特に男性は髭剃りなどで顔全体に広がることがあります。足の裏にできた場合、歩くと痛いことがあります。
診断
特有の形をした盛り上がりを見つけること。
治療
- 凍結治療 液体窒素で凍らせます。痛みがある治療で、水疱や血豆、かさぶたになったりしますが、一番有効な方法です。定期的な通院が必要で、数か月以上治るまでかかることもあります。
- ヨクイニン内服 ハトムギからつくられている漢方薬です。補助的に内服していただくことがあります。