オムツかぶれ
一言でどんな病気?
オムツをはいているお子様の陰部などに、排泄物の刺激などによる赤い発疹がでます。
原因
小児の皮膚は薄く刺激に弱いう上に、うんちやおしっこ、汗などの刺激により皮膚にダメージを受けるため発生します。カンジダというカビが原因のこともあります。
症状
陰部またはその周辺に赤い発疹ができます。皮がむけたり、膿をもったり、ただれたりすることもあります。
診断
上記の症状や排泄物の状態(下痢など)、投薬歴などから総合的に診断します。感染症(カンジダなど)との区別も必要です。
治療
スキンケアが大切です。ワセリン、亜鉛華軟膏、非ステロイド外用薬、ステロイド外用薬などを使用することもあります。
スキンケア
排泄物の刺激から皮膚を守るため、亜鉛華軟膏、ワセリンなどを外用します。
こまめなオムツ交換や優しくお尻を拭いてあげるなども大切ですね。
あせも
一言でどんな病気
汗を出す管が詰まることで発生する水疱や赤いプツプツです。
原因
汗を出す管が詰まり、皮膚の中に汗がたまります。これが周囲に漏れ出して発疹ができます。
症状
赤いプツプツや水疱がいろんな部分にできますが、背中、脇、首、ひじ、膝などによく見られます。
診断
上記の症状と季節や環境(冬でも暖房や厚着でできる事あります)で判断します。
治療
重要なのはスキンケアです。非ステロイド外用やステロイド外用をする場合があります。
生活
汗をかかないように、エアコンの活用、薄着、外出時間の工夫などが大切ですね。
汗をかいたら、シャワーやふき取りなどで対応しましょう。